警察官の転職タイミング診断
7つの質問に答えてあなたの転職タイミングを診断します
質問 1 / 7
「警察を退職するなら、2月しかない…」
そう思っていませんか?
担当している事件の引継ぎや周りが忙しいときに退職の意を伝えるのは気が引けますよね…
そう考えていると、異動の事例が出る、2月頃しかないという結論になってしまいます。
気づけばずるずると「来年こそやめよう」を毎年蔵返している。
でも、正直に言います。
20代の若手警察官なら、2月にこだわる必要はありません!
私は26歳で警察を辞め、エンジニアに転職しました。
退職の意を伝えたのは1月末で、退職したのは3月末。
しかし、今振り返ると、タイミングの選び方で約40万円ほど損をしました。
この記事では、私が実際に失敗したタイミングの話しと、もう一度やり直すなら「いつ辞めるか」を正直に書きます。
・「辞めるなら2月」という思い込みが若手には当てはまらない理由
・警察官の退職でボーナス40万円を損しないタイミング
・体が壊れる前に動き始めるべきサインの見分け方
・激務の中でも在職中から転職活動を始める方法
第1章:私が「辞めよう」と思った3つの瞬間
①課長に申請するも却下———カマロ購入できず…
私が最初に警察を退職しようと考えた時は、シボレー・カマロの購入を上司に拒否されたときでした。
あらゆる誘惑を我慢して、必死に貯金したお金でカマロの購入を当時の地域課長に伝えた時に、
「こんな車、警察官が乗る車じゃねぇ!」
「何かトラブルが起きた時に、お前は責任取れるのかよ!」
と怒られ、拒否されたとき、深い絶望と
「警察官は乗る車さえも、制限されなきゃいけないのか…」
と思い、
「自分は近いうちに我慢できずに辞めるだろうな…」
と悟りました。
その時の詳細を記事にまとめてありますので、時間がある方は是非読んでください。
②体が限界を訴えていた———1週間の入院
病名の詳細は伏せますが、喉の病気で人生初めての手術と入院を経験しました。
当番明けに独身寮に帰り、気づくと4時間眠っていました。
目が覚めてコップ1杯の水を飲んだとき、喉の異変に気づきました。
当時はコロナが流行していたこともあり「やばいな…コロナもらってきたか」と思い、熱を測ると37.3度。
念のため上司に報告し、病院で検査を受けると陰性でした。
上司からは「次の泊まりは休め」と言ってもらい、その日は夜ご飯とお風呂を済ませて就寝しました。
しかし翌朝2時、喉の猛烈な痛みで目が覚めました。水を飲もうにも喉が痛すぎて飲めない。熱を測ると39.2度。それでも「重い風邪だろう」と楽観視していました。
2日目も症状は変わらず。3日目も熱と喉の痛みで眠れない。ゼリーすら喉を通らない状態が続きました。
「これは風邪じゃない」と気づいた3日目、父親に連れてもらい耳鼻咽喉科のクリニックへ。

うちじゃ見れないから、大学病院に行って。
紹介状書くから。
痛みをこらえながら父親の車で大学病院へ。診察室で医師にこう言われました。

あ〜、これはかなり腫れていますね。
切開して膿を出さないと…。
あと入院ですね。
「入院か〜、準備しなきゃ。切開の手術も早めにやってほしいな」と思っていると、医師がすぐに続けました。

じゃ、麻酔打ちますね〜。口開けてください。

今!?
ここで?
やるの?
ベッドで寝てとかじゃないの?
混乱していると、喉に麻酔を打たれ、メスが入ってきました。切開はわかりませんでしたが、膿を押し出す瞬間が猛烈に痛かった。
4日近くまともに食事をとれていなかった胃は空っぽで、嘔吐反射が起きても胃液しか出ない。
涙と胃液と鼻水で、顔面がぐしゃぐしゃになりました。
入院後3日間は食事が摂れず、点滴で過ごしました。
食事ができるようになってからの病院食が、人生で一番おいしく感じたのを今でも覚えています。
また、点滴が付いていたので行動範囲も狭く、将来の不安などいろいろと考える期間でした。
・ このまま、警察で心身を削り30年以上働けるのか?
・ また、体を壊すのではないか?
この時初めて、警察の勤務に体がついていけず、体がサインを出していたのだと気が付きました。
③ 刑事時代の激務——これが辞める決意をした瞬間
日勤の日は残業で夜22〜23時まで。当直の日は徹夜。それが2ヶ月間続きました。
蓄積された疲労と睡眠不足で、ある日また風邪をひきました。
前回の入院と比べれば軽症でした。でも熱は39.0度まで上がり、咳と鼻づまりで横になっても1〜2時間で目が覚める。眠れているのか、眠れていないのかもわからない状態でした。

もう無理。体の限界だ…。
風邪は2日ほどで治りました。でもこのとき私は決めました。退職することを。
体調が戻り仕事が落ち着いたころ、上司に退職の意思を伝えました。
・日勤の残業+当直の徹夜が2ヶ月以上続いているなら、それはすでに体の限界サインです。
・私は風邪をひいて初めて気づきました。
・気づいたときには、もうギリギリのところまで来ていました。
第2章:警察を辞めるのに2ヶ月悩んだ理由
私は2か月ほど、退職の意を伝えるのに悩みました。
それほど悩んだのは理由がありました。
言い出しにくさの正体
1.警察学校でいわれ続けた。
今でも鮮明に覚えている、教官の言葉があります。

お前ら、現場に出たら辞めるなよ!
辞めるなら、今やめろ。
現場で迷惑かけるな。
雑談の中で言われた一言でした。
教官からすれば冗談半分だったかもしれません。
でも私には足かせになりました。
「現場に出てから辞める人間になってしまう」という罪悪感が、退職を言い出せない理由の一つになっていました。
2.民間企業に転職してやっていけるのかという不安
大学卒業後、そのまま警察に入った私には「民間で働く自分」が想像できませんでした。

スキルもない。
警察業務しか知らない自分が、民間で通用するのか…。
警察の書類スキルは民間では使えない。
職質や交通取り締まりが民間で何になるのか、全く想像できませんでした。
しかし、転職エージェントの担当者と話した瞬間、その不安が変わりました。
・規律・法律遵守・臨機応変な対応力
↳これは民間企業から見ると非常に魅力的な経歴
自分では当たり前だと思っていたことが、民間では強みになる。
それを教えてくれたのは、独学でも家族でもなく、プロのエージェントでした。
一人で悩んでいるだけでは、自分の市場価値は見えません。誰にも知られずに相談できる環境が、当時の私には必要でした。
3.よくしてくれた先輩・上司への名残惜しさ
職の決断を一番鈍らせたのは、お金でも不安でもありませんでした。
「情」でした。
どんなにつらいときでも、先輩や上司の支えがあったから4年間続けらてきました。
その人たちともう二度と同じ現場に立てないと思うと、どうしても踏み出せませんでした。
その未練を綺麗に断ち切れたかというと、そうでもありません。
私の場合は、時間とエンジニア業務の忙しさで、気づいたら忘れていました。
感情に整理をつけようとしなくていいと思っています。
時間が解決してくれることもあります。
第3章:退職タイミングで40万円損した話
冒頭で「2月にこだわる必要はない」と書きました。
「じゃあ12月のボーナスをもらった後でいいじゃん」と思いましたか?
私も同じことを考えました。そして40万円を損しました。
私の失敗:3月末退職という選択
私が退職したのは3月末です。警察のボーナスは6月と12月の年2回。つまり、6月のボーナスを受け取る前に辞めてしまいました。
手取りで約40万円。それをそのまま捨てた形になりました。

あ…ボーナス、もらってから辞めればよかった。
気づいたのは退職後。後の祭りでした。
体が限界だったので、退職を決めた時点で「早く辞めたい」という気持ちが勝ってしまいました。でも冷静に2〜3ヶ月待てば、40万円を受け取ってから辞めることができたのです。
「もう限界だ」と感じても、退職日は自分で設定できます。
意思を固めてから、ボーナス支給日を確認して退職日を逆算する。
この順番を守るだけで、数十万円変わります。
では、いつ辞めるのがベストか
結論から言います。
警察官の退職ベストタイミングは
✅ おすすめ:6月ボーナス受け取り後→7月退職
⚠️ 避けた方がいい:12月ボーナス後→1月退職(行事が多くタイミングを逃しやすい)
❌ 私がやった失敗:ボーナス前の3月退職(40万円損)
なぜ7月がおすすめなのか——求人数のデータがある
7月をすすめるのは、ボーナスの話だけではありません。
求人の質と量にも理由があります。
4月は多くの企業が新卒採用を終え、新人教育にコストを払う時期です。
中途採用の業界未経験者を採用するより、新人教育を優先する企業が増えます。
実際に求人件数は2〜5月にかけて落ち着く傾向があり、1月・7月・10月に増加します。
(※参考:doda 転職求人倍率レポート)
つまり7月は、ボーナスを受け取れる・求人数が増える・焦らず選べるという三拍子が揃うタイミングです。
私が転職した際の費用を詳細に書きましたので、参考にしてください👇
在職中から動き始めることが大前提
「7月に辞めよう」と決めたなら、転職活動は在職中から始めてください。
内定を持った状態で退職日を決めるのが理想です。
激務の中でも、エージェントへの相談だけなら隙間時間の電話1本で済みます。
第4章:体が壊れる前に動いてほしい
自分の心身を大切にしてください
「警察官は体が資本」とよく言います。
でも民間企業に出ても、それは変わりません。
警察官は定年退職後に体調を崩す方が多いとよく聞きます。
張りつめていた緊張の糸が一気に切れるのかもしれません。
元気に老後を過ごすためにも、今から自分の体を大切にしてください。
私のように、激務のストレスと疲労が病気の引き金になることがあります。
第1章で書いた入院も、刑事時代の激務で体調を崩したことも、今振り返れば体がサインを出していました。
そのサインを、私はしばらく無視していました。
・眠れているのに疲れが取れない
・喉や頭の違和感が続いている
・仕事に行くのが毎日つらい
・「このままでいいのか」と考える時間が増えた
病気は誰にでも起こりえます。
でも、ストレスや疲労から来るものは環境を変えることで防げます。
回避できるリスクは、早めに手を打ちましょう。
激務の中でも、動き始めることはできる
在職中に動くのが正解だと、頭ではわかっています。
でも激務の中で転職活動の時間を作るのは、正直難しい。私もそうでした。
ただ一つだけ言えることがあります。
エージェントへの最初の相談は、隙間時間の電話1本で済みます。
面接の練習も、履歴書の添削も、その後の話です。
まず相談だけしてみる、それだけでいい。
私が転職エージェントと初めて話したとき、「警察官の経歴は民間から見ると魅力的だ」と言われました。
その一言が、2ヶ月間抱えていた不安を一気に変えてくれました。
まとめ
この記事では、警察官を辞めるタイミングについて、私の失敗と後悔をそのまま書きました。
📌 辞めるサインは「体の異変」「2ヶ月以上の激務継続」「気力の喪失」
📌 退職ベストタイミングは6月ボーナス受け取り後・7月退職
📌 12月ボーナス後・1月退職は行事が多くタイミングを逃しやすい
📌 「2月しかない」という思い込みは、20代若手には当てはまらない
📌 在職中から動き始めることが最重要。相談だけなら電話1本で済む
📌 名残惜しさは、時間と新しい環境が解決してくれる
あの激痛で涙が止まらなかった病院の処置室で、私はまだ警察官でした。
あのとき動き始めていれば、と今でも思います。
でも今は、カマロのハンドルを握りながら通勤しています。
退職のタイミングで40万円を損したことも、体が壊れるまで気づかなかったことも、全部ひっくるめて「あの経験があったから今がある」と言えます。
この記事を読んでいるあなたが、私と同じ失敗をしないように。そして、体が限界を超える前に動き始められるように。
まずは無料で、転職のプロに相談するだけでいい。それだけで、2ヶ月間一人で抱えていた不安が変わります。
不安なことがあれば、XのDMやブログのコメントからいつでも相談してください。


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