こんにちは、むむです!
皆さんは、警察官という仕事にどんなイメージを持っていますか?
正義の味方、厳しい訓練、仲間との絆…
私も警察学校に入校する前は、そんなキラキラした期待を胸に抱いていました。
ですが、その期待は入校初日で粉々に打ち砕かれました。
鳴りやまない怒号、不慣れな寮生活、想像以上のプレッシャー
そこにあったのは、ドラマのような格好良さではなく、「個人」という概念を徹底的に破壊される特殊な世界でした。
今回は、エンジニアになった今でも鮮明に覚えている「警察学校・入校式」のリアルを語ります。
これから警察を目指す人には「覚悟」を
今まさに戦っている人には「共感」を
そして「警察組織」からの脱出をしたい人には、私が人生の主導権を取り戻すきっかけとなった最初の絶望をお伝えします。
もし、この地獄のような環境から『最短ルートで脱出したい』と考えている方は、僕がエンジニアになった全行程をチェックしてみてください。👇
事案1:初日の午前中は、平穏に…?
高校・大学を卒業し、4月1日から警察学校に入校します。
警察学校に入校するための式典を『入校式』と言います。
新採用され、警察学校にいる間は『初任科生』と呼ばれます。
私の場合は4月7日に入校式がありました。
コロナ真っ只中だったため、親族の参加はできず、教官と初任科生だけの入校式となりました。
では、4月1日から入校式までは何をしていたのか…
それは、入校式の練習と諸々の手続きです。
4月1日の午前中は穏やかに進みます。
制服の受領や寮の説明などで、私たちの油断を誘ってきます。
私も大変な場所だと思っていたので、毒気を抜かれ完全に油断していました。
事案2:初日の午後から脱落者続出…?

午後から入校式の練習が始まり、それが地獄の幕開けだったのです。
入校式の会場である、体育館に移動し、指定されたパイプ椅子に座ります。
みんな緊張と期待が入り交じり、少し浮ついたような空気でした。
しかし、服装点検が始まった瞬間、緩んでいた空気が一変し、私も同期も皆が緊張で顔を強張らせていました。
帽子が少しでもずれていれば、
「てめぇ、帽子すらまともに被れねぇのか!!!!」
と怒号が飛び、「すみません。」と言って直しても、
「すみませんじゃねぇ!全然、直ってねぇじゃねぇか!!!」
と怒号が飛びます。
幸いにも、私ではなかったので、安心と同時に心臓が止まる勢いでした。
ようやく、怒号がやんだかと思うと、今度は違う方向から、怒号が飛んできます。
別の同期生は、ネクタイの結び方が間違っていたようで、
「てめぇ、ネクタイも結べねぇのか!!大学で何やってたんだ!!!」
と怒号が飛んでいました。
元刑事が怒鳴るので、怒られなれていない人には恐怖でしかありませんね。
もう、ここでは「てめぇ」呼びがデフォルトで、名前では呼ばれないのかと覚悟しました。
※一応フォローしておきますと、入校式のみの呼び方で、他の時間は普通に名前で呼ばれます。
ある程度、怒号が鳴りやむと、入校式の練習が始まりました。

入校式の練習自体を考えると、一般的な中学・高校の入学式と変わらないものでした。
入退場に加え、
- お偉いさん方の挨拶
- 任命
- 校歌斉唱
といったものです。
ただし、尋常じゃないほどの厳しさです。
例えば、お偉いさん方の挨拶の際に、起立→注目という動作があります。
お偉いさんから見て真ん中の人は少し視点を上げ、端に行くにつれ首をお偉いさんの方向へ向けるという動作なのですが…
起立のタイミングが1テンポずれただけで、
「遅い!!!やり直し」
と怒号が飛び、みんなでやり直しを数十回としました。
時間にすると30分から1時間ほど、起立だけの練習をしました。
起立のの練習が終わると、次は注目の角度の練習でした。
「角度が違う!どこに注目してんのか、わかんねぇだろ!!!」
とあちこちで怒号が飛んできました。
人間とは怖いもので、ここまで怒号が飛んでいると慣れて来ていました。
何とか、起立と注目が終えると、次は任命で各々名前が呼ばれ、返事をして立つ練習をしました。
この練習では、全員が大声出すまで、延々と繰り返し続けられました。
どんなに自分の中で大声だと思っていても、
「声が小せぇ!!!腹から声出せぇ!!!」
と全員が怒られます。
当然、私も怒られました。
声がかれて出なくても怒号が飛んできます。
最早、近所迷惑では?
と思い後日それとなく聞いてみると、近所の方は理解して住んでいるとのことでした。
何度やっても改善しない人はパイプ椅子を蹴っ飛ばされていました。
振り向けはしなかったのですが、斜め後方で怒号とパイプ椅子が吹っ飛び衝突する音がしていました。
そんなこんなで、終わると次は、校歌斉唱の練習です。
初日は、校歌を覚えている人が少なく、全員が声小さく歌っていると
「お前ら本気か?校歌覚えて入校して来いよ…」
と呆れられ、外で校歌の練習をしました。
そこで、初日は時間切れとなり、入校式の練習は終了となりました。
終了後は、寮に戻り、夕食を食べ、講堂に集まり校歌の練習を夜の点呼までやっていました。
夜の点呼の時には2人ほど居らず、当番の教官から2人とも辞退したとの話がありました。

最後に
いかがでしたでしょうか?
想像以上に濃い1日目だったのを今でも鮮明に思い出せます。
これが警察組織の洗礼でした。
正直、初日で続けていく自信を失い、辞めたくなりました。
でも、そんな環境を乗り越えて今はエンジニアとして自由な働き方をしています。
今、警察学校に入校し苦しんでいる人や、これからは要るのが不安な人へ。
警察の世界がすべてではありません。
外の世界を知るきっかけにこのブログがなればうれしいです。
警察学校の生活に絶望しているあなたへ。
私のように「エンジニア」という別の世界で渡って過ごせる未来もあります。
現に私は、フル在宅でエンジニアとして働いています。
まずは、1歩外の世界を覗いてみませんか?
入校式後の詳しい警察学校生活は後日更新します。


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