警察官の転職先適性診断
8つの質問に答えて、あなたに合う転職先を診断します
質問 1 / 8
「辞めたいけど、後悔したらどうしよう」
警察を辞める前、私が一番恐れていたのはこれでした。
スキルなし・26歳。警察しか知らない自分が、本当に外でやっていけるのか。
辞めた後に「やっぱり辞めなければよかった」と後悔するんじゃないか。
あれから2年が経ちました。
結論を先に言います。後悔2割、転職してよかった8割です。
きれいごとは書きません。後悔していることも正直に全部書きます。
・警察を辞めて2年後、正直に後悔していること・よかったこと
・「スキルなし・26歳」でも転職できた理由
・転職の恐怖を乗り越えた実際の方法
・今の私が「あの決断は正しかったか」と問われたときの答え
第1章:警察を辞めて2年後のリアル——後悔2割・よかった8割
後悔していること(2割)
正直に書きます。今でも後悔していることが2つあります。
① 給料とキャリアの安定を捨てたこと
警察官の給料は、20代の民間平均と比べると高くはありません。
でも「絶対に下がらない」という安心感は本物でした。
ボーナスが出ない月がない。独身寮に入れば生活費は月3〜4万円。
貯金ができる環境として、警察は間違いなく恵まれていました。
エンジニアに転職した1年目は、収入が警察時代を下回りました。
「あのまま続けていれば、もっと貯金できていたかもしれない」——
そう思う瞬間は、今でもゼロではありません。
② お世話になった上司・先輩と、もう同じ現場に立てないこと
退職を決めた理由は組織への不満でしたが、全員が嫌いだったわけでは全くありません。
交番時代の最後の上司は、今でも尊敬しています。
どんなに忙しくても部下の話を聞いてくれた。理不尽な指示は出さなかった。
「あの人とあと1年一緒に仕事できたかもしれない」と思うと、今でも惜しい気持ちになります。
この2つの後悔は、今も消えていません。
でも「だから辞めなければよかった」とはなりません。
後悔がゼロの転職なんて、存在しないと思っています。
問題は「後悔があるかどうか」ではなく、「後悔と天秤にかけても、辞めてよかったと言えるか」です。
私の答えは、2年経った今も「よかった」です。
転職してよかったこと(8割)
① 夜中に呼び出される恐怖から解放された
警察時代の非番は、本当の休みではありませんでした。
夜中2時に電話が鳴り、署に向かう途中「解決したので帰宅してください」と言われたことがあります。
それが一度ではなかった。
今は夜中に電話が来ません。「ぐっすり眠れる」——これがこんなに精神的に楽なことだとは、辞めるまで気づきませんでした。
② 気兼ねなく車を運転できること
ドライブが好きです。でも警察時代は運転が嫌いでした。
「事故をするな」と繰り返し言われ続けた結果、自家用車でもパトカーでも、
運転中はずっと緊張していました。
今は気兼ねなく運転できます。当たり前のことが、当たり前にできる。
それだけで生活の質が大きく変わりました。
③ 自分の成長が見えること
警察時代は「自分が成長しているかどうか」が見えませんでした。
書類を提出するたびに上司に赤を入れられる。
実況見分調書は何度直しても「まだ足りない」と言われる。
「自分はレベルアップできているのか」と本気で悩んでいました。
エンジニアとして働く今は、できることが増えていくのが数字と実感でわかります。
昨日動かなかったコードが今日動く。先月できなかった実装が今月できる。
その積み重ねが、仕事のモチベーションになっています。
④ プライベートに干渉されないこと
有給中に「ちょっと確認したいことがあって」と連絡が来ることが、警察では普通でした。
今の職場は、有給を取れば本当に連絡が来ません。
プライベートに干渉されない自由が、こんなにも仕事のパフォーマンスを上げるとは思っていませんでした。
第2章:「スキルなし・26歳」でも転職できた理由
転職前、エージェントに「あなたは何ができますか?」と聞かれたとき、黙り込みました。

自分はただの「事件処理マシーン」だったのか…
でも、それは間違いでした。
エージェントの担当者に言われた言葉が、今でも頭に残っています。

規律・法律遵守・臨機応変な対応力は、民間から見ると非常に魅力的な経歴です。
自分では「当たり前」だと思っていたことが、民間では強みになる。
それを教えてくれたのは、一人で悩んでいた私ではなく、外のプロでした。
警察官が民間で使える3つのポータブルスキル
① 完遂力と責任感
事件現場を途中で放り出して帰る警察官はいません。
「何があっても最後までやり遂げる」という姿勢は、納期に追われるIT現場では最強の信頼につながります。
② どんな相手にも動じないコミュニケーション能力
泥酔者・激昂する当事者・理不尽な上司——これを4年経験してきた人間が、ビジネスの場のコミュニケーションで怯む必要はありません。
職務質問で鍛えた「話す力」と「聞く力」は、面接でも現場でも通用します。
③ 臨機応変に動く力
「同じ事案は一つもない」と叩き込まれてきた現場経験は、変化の多いIT業界でそのまま活きます。
毎日が異常事態のような環境で鍛えた胆力と冷静さは、本物の強みです。
自動車業界の面接で、交通安全に関する社会貢献活動をしている会社を受けました。
警察時代の知識を活かして「交通違反や実際の事故と絡めたら面白そうですね」と話したところ、
面接官にその場で「即決で採用します」と言ってもらいました。
警察官という経歴は、使い方次第で武器になります。
「自分には何もない」と思う必要はありません。
ただ、その武器に自分で気づくのは難しい。
だから私は、エージェントに話を聞いてもらうことを最初の1歩として勧めています。
第3章:転職の恐怖をどう乗り越えたか
「辞めたい」と思っても、踏み出せない理由がありました。
3つ正直に書きます。
① 「民間でやっていけるか」という不安
警察しか知らない自分が、民間で通用するイメージが全く持てませんでした。
これを変えてくれたのが、エージェントとの最初の面談でした。
「相談するだけ=転職確定」ではありません。
話を聞いてもらうだけで、自分の市場価値が初めて見えてきました。
② 「タイミングが悪い」という言い訳
担当事件が佳境、来月から新しい係、年度末は忙しい——
「今じゃない」と思える理由は、いつでも見つかります。
でも気づいたことがあります。
「今じゃない」が5年続いた先輩の話を、私は何人も知っています。
転職活動に「完璧なタイミング」は存在しません。
あるのは「動き始めるか、動き始めないか」だけです。
動き始めた人だけが、タイミングを自分で作れます。
③ 「辞める空気が出せない」という心理的ハードル
警察は組織の結束が強く、「辞める」と言い出すことへの心理的ハードルが異常に高い。
私も「言い出せない期間」が2ヶ月ありました。
乗り越えたコツは1つです。内定を取ってから伝えました。
内定が出た状態で伝えると気持ちが固まっているので、引き止めに動じにくくなります。
在職中に誰にも知られずに動き始める方法は、こちらの記事に詳しく書いています。
→ 警察官が在職中に転職活動するとバレる?誰にも知られない動き方【元警察官が実践】
第4章:今の私が「あの決断は正しかったか」と問われたら
正しかったと思っています。
後悔がゼロとは言いません。給料の安定を捨てたこと、尊敬できる上司と別れたこと——この2つは今でも惜しい。
でも天秤にかけたとき、
夜中に呼び出される恐怖がない生活。
気兼ねなく運転できる日常。
自分の成長が見える仕事。
プライベートを侵食されない自由。
これらを手にした今の生活の方が、圧倒的に重い。
スキルなし・26歳で6社中5社内定を取った元警察官のエンジニア転職ロードマップを公開しています。
警察を辞めようとすると必ず言われる言葉。両方を経験した元刑事が正直に比較しています。
まとめ:後悔しない転職のために、今すぐできること
後悔していること(2割)
・給料・キャリアの安定を捨てたこと
・尊敬できた上司ともう同じ現場に立てないこと
転職してよかったこと(8割)
・夜中の呼び出し恐怖からの解放
・気兼ねなく運転できる日常
・自分の成長が見える仕事
・プライベートへの干渉がゼロ
スキルなし26歳でも転職できた理由
・警察官の経験は民間で十分な強みになる
・それに気づかせてくれたのはエージェントだった
今すぐできること
・まずエージェントに話を聞いてもらうだけでいい
・相談=転職確定ではない・無料・3分で登録できる
「後悔しない転職」を目指すより、「今の環境を続けた先に後悔しないか」を考えてみてください。
一人で悩んでいても、自分の市場価値は見えません。
まずプロに話を聞いてもらうだけで、視界が変わります。
私が最初にやったこと——それは「相談だけ」でした。
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